ハーブティー ブレンド研究室
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作ったドライハーブ(ペパーミント)の試飲
2008.11/27 (Thu)
ペパーミントティー1.ペパーミントティー2.
うちで栽培しているペパーミントで、以前ドライハーブを作りました。
2回ドライハーブを作ったのですが(1回目、2回目のドライハーブ作りの記事)、それらに風味の違いがあるか飲み比べて確かめてみようというのが今回の実験です。
「ペパーミントティー1.」が1回目に作ったドライハーブで淹れたもの(以下「1.」と省略)、「ペパーミントティー2.」が2回目のものです(以下「2.」と省略)。
●材料 ペパーミント 2杯(5ccの計量スプーンを使用し、すりきり1杯を1とする)
1回目に作ったペパーミント
2回目に作ったペパーミント
●淹れ方(カップはハーブマグカップを使用)
1.リーフをフィルターに入れる。
2.95~98℃のお湯を220cc注ぎ蓋をして3分間待ち、時間が経ったら出来上がり。
●香り・味・色の特徴と飲んだ感想
まず最初に見た目なんですがどちらも本当は変わりません。
違って見えるのは2.の方のカップが新品だからです。
知らない間にいつも使っているカップは傷だらけだったのですね(--;
香りは最初、どちらも同じ香りだと感じましたが温度が下がってくると共に違いが出てきました。
香りに関する共通点は、フレッシュの時ともお店で購入したペパーミントとも違う香りで、メントールが押さえ気味で落ち着いた薬草っぽい香りだということはあります。
相違点は、草っぽい香りとメントールのスーッとした感じの比率です。
1.の方は草っぽさが強く、2.の方は清々しいメントールの感じで草っぽさが比較的少ないです。
どちらが良い香りかというと2.の方。
次に味について。
味も香りと同じ傾向にありました。
どちらも草っぽさもメントールのスッとした感じもあるのですが、1.は草っぽさが、2.は清々しい感じが強いです。
(とはいえメントールの強さはフレッシュの時よりも穏やかです)
草っぽいと表現していますが、それなりの渋みがあり苦味も若干ある感じ。甘み、酸味は皆無です。
緑茶の茎茶に似ているでしょうか?
ハーブでいえばアイブライトやメドスウィートに近い感じ。
どちらが飲みやすいかというとやはり2.でした。
1.は渋い感じがありますね。
2.は透明感があって清々しい感覚があります。
感想
美味しさとしては2.ですが、しかし2.でもちょっとイマイチかな、というところ。
ミントはフレッシュが一番美味しかったですが、これと比べてもしょうがなく。
以前2つのお店でペパーミントを買いましたがそれらと比較すると、A店で購入したものの味に似ています。
今使用しているB店のものが一番美味しいのですが、そのお店のパパーミントはなんかまったく別のミントの様なんですよね。
産地とかの違いなんでしょうかねえ?
それとぬるくなってくると味がさらにイマイチ。
ま、最もそれはどのお茶にも共通して言えることですけれど。
やっぱりミントはフレッシュに限ります。
・・・ていうオチじゃなくて。
1.と2.の違いはなんなのかというのが大切なところ。
考察
この2つの違いというと・・
収穫時期:1.(2008/10/02)、2.(2008/10/22)
乾燥期間:1.10/02から7日間、2.10/22から4日間
乾燥方法:1.室内で自然乾燥、2.室内で扇風機(12h/day)を当てて乾燥
くらいでしょうか。
ペパーミントは2鉢栽培していましたがドライにしたのは同じ鉢でしたし。
保存も同じですし。
あとは室温と湿度が当然違いますね。
そこまでは2.の時の方が気温もそうですが湿度が下がってきていた記憶があります。
とここまでのことから考えると収穫時期と乾燥期間がやはり影響していると思います。
しかし2ヶ月も収穫時期が違えば大分違うと思うのですが20日間の差はどうでしょうか?
個人的には微妙なところです。
仮説
それよりも短期間で乾燥させたことが大きいのではないのかと、現時点では考えています。
このことは今すぐ結論が出るものでもないので仮説としておきます。
今度行う予定のバジルの試飲や来年以降ドライハーブを作ったときの結果も踏まえて結論付けたいと思います。
(て凄く面倒なことにしてしまったなw)
ということで今回はこの辺で。
なにか情報をお持ちの方は宜しくお願いします。
1.リーフをフィルターに入れる。
2.95~98℃のお湯を220cc注ぎ蓋をして3分間待ち、時間が経ったら出来上がり。
●香り・味・色の特徴と飲んだ感想
まず最初に見た目なんですがどちらも本当は変わりません。
違って見えるのは2.の方のカップが新品だからです。
知らない間にいつも使っているカップは傷だらけだったのですね(--;
香りは最初、どちらも同じ香りだと感じましたが温度が下がってくると共に違いが出てきました。
香りに関する共通点は、フレッシュの時ともお店で購入したペパーミントとも違う香りで、メントールが押さえ気味で落ち着いた薬草っぽい香りだということはあります。
相違点は、草っぽい香りとメントールのスーッとした感じの比率です。
1.の方は草っぽさが強く、2.の方は清々しいメントールの感じで草っぽさが比較的少ないです。
どちらが良い香りかというと2.の方。
次に味について。
味も香りと同じ傾向にありました。
どちらも草っぽさもメントールのスッとした感じもあるのですが、1.は草っぽさが、2.は清々しい感じが強いです。
(とはいえメントールの強さはフレッシュの時よりも穏やかです)
草っぽいと表現していますが、それなりの渋みがあり苦味も若干ある感じ。甘み、酸味は皆無です。
緑茶の茎茶に似ているでしょうか?
ハーブでいえばアイブライトやメドスウィートに近い感じ。
どちらが飲みやすいかというとやはり2.でした。
1.は渋い感じがありますね。
2.は透明感があって清々しい感覚があります。
感想
美味しさとしては2.ですが、しかし2.でもちょっとイマイチかな、というところ。
ミントはフレッシュが一番美味しかったですが、これと比べてもしょうがなく。
以前2つのお店でペパーミントを買いましたがそれらと比較すると、A店で購入したものの味に似ています。
今使用しているB店のものが一番美味しいのですが、そのお店のパパーミントはなんかまったく別のミントの様なんですよね。
産地とかの違いなんでしょうかねえ?
それとぬるくなってくると味がさらにイマイチ。
ま、最もそれはどのお茶にも共通して言えることですけれど。
やっぱりミントはフレッシュに限ります。
・・・ていうオチじゃなくて。
1.と2.の違いはなんなのかというのが大切なところ。
考察
この2つの違いというと・・
収穫時期:1.(2008/10/02)、2.(2008/10/22)
乾燥期間:1.10/02から7日間、2.10/22から4日間
乾燥方法:1.室内で自然乾燥、2.室内で扇風機(12h/day)を当てて乾燥
くらいでしょうか。
ペパーミントは2鉢栽培していましたがドライにしたのは同じ鉢でしたし。
保存も同じですし。
あとは室温と湿度が当然違いますね。
そこまでは2.の時の方が気温もそうですが湿度が下がってきていた記憶があります。
とここまでのことから考えると収穫時期と乾燥期間がやはり影響していると思います。
しかし2ヶ月も収穫時期が違えば大分違うと思うのですが20日間の差はどうでしょうか?
個人的には微妙なところです。
仮説
それよりも短期間で乾燥させたことが大きいのではないのかと、現時点では考えています。
このことは今すぐ結論が出るものでもないので仮説としておきます。
今度行う予定のバジルの試飲や来年以降ドライハーブを作ったときの結果も踏まえて結論付けたいと思います。
(て凄く面倒なことにしてしまったなw)
ということで今回はこの辺で。
なにか情報をお持ちの方は宜しくお願いします。
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